テレビに出ている人の教養文献くらいから始めましょう「いい加減くらいが丁度いい」

4.5
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読書の秋、本を読みたいけどどんな本から読めばいいのか分からない…

そう思っている人も多いのではないでしょうか?

 

小説は読む気が起こるけど難しそうな教養文献は読む気に慣れないなぁと思う人も多いと思います。

 

目次

ホンマでっかTVの評論家がオススメ!

僕がオススメしているのは「ホンマでっかTV」に出ている評論家の方の本が教養文献としてはオススメです!

やっぱりさんまさんにいじられている先生方は親近感があって手が出しやすいですね!もちろんタメになるけど読みやすい本が多いです!

 

いい加減くらいが丁度いい

今回紹介したいのは「ホンマでっか」でもよく出ている池田先生の「いい加減くらいが丁度いい」です!

 
86点!
 
基本的には社会や政治に対する生物学者としての池田先生の考えが色々書いてある本です!
面白いのが何かと虫の話を絡めてくるということ(笑)
 

LGBTの話

僕が面白いなと思った所はLGBTの話で、人間の性別を決める遺伝子は学校でも習った通り、
X染色体とY染色体の組み合わせで決まるのですが、XYの組み合わせだと数週間後から男性に体が変化していきます。
SRYという遺伝子の働きで男性化するのですが、精子を作る減数分裂の時にX染色体にY染色体のSRYが入ったり、またその逆でY染色体にX染色体のSRYが入ったりして
XXの組み合わせで体が男性、XYの組み合わせで体が女性になったりとすることがある程度あるようです。
 
また脳はいくつもの機能のパーツが組み合わさって出来ているのですが、
自分の性別を決めるパーツ、恋愛対象の性別を決めるパーツがありどちらもそのパーツの大きさで決まるようです。(このパーツのが大きいと自分の性は男、このパーツが大きいと恋愛対象は女性といった具合)
 
池田先生は性別はもっと複雑なものだと生物学者ならではの視点を展開してくれました。
少し前に足立区の議員さんが差別的な発言をしたというニュースがありましたね!ちょっとは見習って欲しいです。
 

外来種の話

後面白かったのが外来種の話。ざっくり説明すると

「外来種を生態が崩れる」「外から来た生物は排除しろ!」という人がいますが、梅は大昔に中国から持ち込まれたものだし、コスモスだって19世紀ごろ持ち込まれたもんだぜって話でした

 

まとめ

教養文献面白いので是非読んでみてください!そういえば今読んでいる本も「ホンマでっか」によく出ている中野先生の本だ!
読み終わったらレビューじます!
 
 
 

コメント

  1. […] […]

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