今更聞けない人工知能の基本 城塚音也「AI(人工知能)」

書籍レビュー
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近い将来人工知能が発達し、仕事を奪われるかもしれない…

つい数年前から突然テレビでよく聞く話題になったが人工知能って何?AIって何?何でそんな話になったの?っと疑問に持つ人もいると思います。

目次

そもそも人工知能ってどんなイメージ?

まず皆さんにとって人工知能とはどのようなイメージでしょうか?

 

僕は以前自分の好きな現在放送中の仮面ライダーゼロワンの話を交え「人工知能に哲学を教えたら」という本を紹介しましたが、(現在の技術をベースに、人工知能に哲学を教えたらどんな事が起こるかを力説した本です!)

「人工知能に哲学を教えたら」仮面ライダーゼロワンをもっと楽しめる一冊

 

全く知識のない人は鉄腕アトムやドラえもん、また身の回りにあるSiriやスマートスピーカーのようなものをざっくりと想像すると思います。

 

人工知能について詳しくない人は

  • 便利な物
  • 仕事を奪われるかもしれない

便利な反面何か恐怖を抱いているという人もいると思います。

 

「人工知能って何?」と疑問を抱いている方にも分かりやすく、人工知能がどのような物で、どうやって誕生し、今後どうなっていくのか…人工知能の普及で仕事はどのように変化するのか?

 

今回僕が読んだ城塚音也著の「AI(人工知能)」という本が物凄く分かりやすかったので紹介したいと思います。

 

オススメしたい人

  • 人工知能とは何かよくわかっていない人
  • 人工知能について知りたいけど難しいことはよく分からないという人
  • AI導入を考えているビジネスマン

 

本の評価

86点!結構良かった!

全170ページですが右ページで解説、左ページイラストという構造なので身構えずサラッと読めてしまいました。内容も分かりやすく基礎知識から簡単な構造の解説、AIで何が出来るかそして将来どんな事ができるようになるのか、AIアプリケーションの仕組みと作り方と、

基礎的知識から簡単な作り方まで紹介しているので、全く知識がない人からAIを導入しようと考えているビジネスマンに至るまで幅広い層の人に役立つ本だと思います。

 

人工知能ブームと現在&未来

詳しい内容は本を読んでみて欲しいのですが、AIブームがなぜ起こったかと僕たちの身の回りに溢れるAIについて本の内容から少し紹介しようと思います。

 

ここ数年急に人工知能が騒がれ出したのは機械学習、中でもディープラーニングの登場がきっかけのようです。ちなみに今回のブームは第三次AIブームのようです。(以前のブームの時に鉄腕アトムは作られたんだってさ!これは何館か忘れたけど漫画アトム ザ・ビギニングのおまけコーナー的なところに書いてあった)

 

 

機械学習はこれまでの人間が一つずつ知識を教え込む学習と違い、人間が経験から学ぶように事例を与えることで勝手に学習してくれるようです。機械が「勝手に学ぶ」という部分がこれまでに無かった画期的な進化のようですね。

 

スマートスピーカーやSiriなどはもう有名ですし、使った事がある人も多いと思いますが、LINEやツイッターなどでも問い合わせ対応や注文受付を行う「チャットボット」もAIです。

 

医療の分野では画像から癌の発見、保険分野では支払審査、金融でもトレーダーの代行、ニュースの原稿の自動作成などでもAIの導入は進んでいるようですね。

今後は気象や地震予想 の分野でも活躍が予想されていました。

 

2014年オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授は米国の仕事の47%は10〜20年の間にAIに変わると予想しました。

しかしレジ打ちや注文を受けるなどのAI化が簡単な仕事とお客さんに対する配慮が必要な仕事はAI化が難しいようです。

 

まとめ

AIが人間の仕事を全て奪うかと言われるとそうではありません。AIの普及で仕事が効率化し世の中が便利になるのもまた事実だと思います。

しかし正しいAIの知識を持っていないと判断できない事が多くあります。まずは正しい知識を得てからAIを導入してどのように便利になるのか?

どのように仕事をすればいいのか?考えていきましょう!

 

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